ありがとう リズ!
2020.05.10 08:43|思い出・記憶|
2020年 4月23日 午前9時12分頃
リズさん旅立ちました。 13歳8ヶ月と6日
リズは若い頃から全身麻酔をかけた手術や検査を何度か経験してきましたが
その都度、不死鳥のように見事復活してきました。
またそれ以外にも体調を崩し入院した事も何度かありましたが、
普段は散歩が大好きで、友達と遊んだり走り回るのが大好きな活発な子でした。
10歳を超えた辺りから耳も聞こえなくなり、後ろ足も震えるようになり、
ケンケンしながら歩いたり筋肉が少し落ちてきたのが気にはなりましたが、
それでも歳の割には見た目も動きも若々しく、初めて会う人に年齢をいうといつも驚かれたものです。
昨年の12月後半あたりから、鼻水がなかなかとまらない、朝がなかなか起きてこない、
体重の減少などの症状が出始めて血液検査やエコー検査などをしたところ脾臓に腫瘍がみつかりました。
今年に入ってからすぐに脾臓摘出手術して、腫瘍も良性で順調に回復していき食欲も元気も問題なく、
年齢による体力の衰えはあるものの、長めの散歩もこなしていました。
しかし、3月初めにてんかん発作を起こし、MRIの結果、壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)の疑いと診断されたのです。
一年ほど前に同じ脳炎と診断された知人のフレンチの子はMRI検査の場で余命宣告をされ、
実際にはその宣告期間よりもずっと短い期間で亡くなりました。
なので、リズにもやはり余命というものがあるのかと思い、いつもの病院の主治医先生に聞いてみたところ
「自分がこれまで担当した同じ脳炎のワンちゃんでいうと、2,3週間の子もいたし
2,3年生きた子もいます。リズちゃんは、まずは半年を目指しましょう」と言われました。
そもそもリズも13歳。同年代のお友達がこの3,4年で次々と旅立っていたので、リズも
1年後はどうなっているかわからないと、去年辺りから思っていました。
なので、あまり余命とかは考えなくてこれからはゆっくりのんびりと過ごしていこうと思ってました。
薬も順調に飲めて、食欲も旺盛でロング散歩もこなすほどで、てんかんの発作も3月の時以来は発症していません。
これなら半年から一年は余裕で大丈夫かな、もしかしたら寿命を全うしてくれるかもしれない。
でもその前に、徐々に色んな症状(目が見えなくなったり痴呆が入ったり徘徊など)が出てくるだろうなあ…などと漠然と考えてました。
しばらく普通に過ごしていたのですが、旅立つ1週間位前の4月の中旬辺りから朝ご飯の食いつきが悪くなり始めました。
半分しか食べなかったり、お昼過ぎてからやっと食べたり、夜も食べたり食べなかったり。
それまで絶好調だったので、昔から周期的に訪れる「食べムラ」がまた来たのかと思ったのです。
また、散歩を拒否する事もありました。後ろ足のために10分でも歩いてほしかったので時間をずらして連れていくと、階段は勢いよく駆け上がっていたので、その面では安心はしたものの、時々辛そうな表情をするので早めに切り上げることがほとんどでした。それでも家では掃除機に挑んだり、オモチャを加えたりなどの様子は見せていたのです。
でもその頃は寝ている以外はほとんど私に張り付き、何かを訴えているような顔で見つめてきます。どこか痛いのか、辛いのか…
そんな時は撫でてあげることしか出来ませんでした。
丁度お薬が切れる頃だったので病院に行き先生に食べムラが出てきたので薬が飲めない事や体調の事を相談をして、
血液検査しましたが数値に特に異常がみられないのでひとまず様子見に。
これが続くようなら点滴をしましょうと言われた次の日の朝の事でした。
いつものように庭に出たがったので出してオシッコをして戻って来たあと、
廊下でしばらくぼーっとした表情でうつろな目で私を見つめています。食堂に行くとついてきました。
そして、バタッと倒れて、てんかんの発作を起こし始めたのです。
すぐにおさまったように見えたものの、また倒れて発作が再び始まりました。
そして手足を突っ張ったかと思うと目を大きく見開いたまま、動かなくなりました。
驚いて大声で名前を叫びながら、身体をゆすったのですが
2回、はあっ と息を吐いてからは そのまま動く事はありませんでした。
そんな、リズちゃん、あまりにも急過ぎるやんか…
もうどうしようもないのはわかっていましたが、すぐに病院にリズを運びました。
先生の話では、脳と心臓が連動しているので、発作が引き金となり
心臓が止まったのかもしれませんとの説明でした。
病院でリズの身体を奇麗にしてもらい、連れて帰りました。
眠っているかのような安らかな顔で横たわるリズをみて
前日の散歩も負担になっていたのではないか…
前日の晩にオモチャをくわえていた時にもっと積極的に遊んであげれば良かった…
私が台所に立った時にいつも足下にまつわりついていたので
「邪魔!」といってブロックしてしまった、
もっと相手をして欲しかっただろうに、いつも用事を優先して後回しにしてしまった…
何か言いたそうやったのに、わかってあげなかった…
と悔やまれる事が一杯で「リズ、ごめんね」と大声で泣きました。
その夜、リズが1歳になる前からずっとお世話になっていた しつけ教室の
先生から電話を頂きました。
「ブル系の犬は、突然亡くなる子も結構いる。リズも最後は力を出しきって旅立ったから、悔いはありません。
有り難うと声をかけてあげてください」と仰って下さいました。
リズさん、もしかしたら私に後々の介護などの手間をかけないようにさっさと
行ってしまったのかもしれません。
そう想像しただけで、その健気さにまたしても涙がでます。
でももうちょっと一緒にいたかったな。。
リズちゃん。お疲れさま。
あっちこち、色んなところに行ったよね。
楽しい楽しい13年と8ヶ月でした。
リズちゃん、大好き。。
本当にありがとうね!
ありがとう、リズ!

リズさん旅立ちました。 13歳8ヶ月と6日
リズは若い頃から全身麻酔をかけた手術や検査を何度か経験してきましたが
その都度、不死鳥のように見事復活してきました。
またそれ以外にも体調を崩し入院した事も何度かありましたが、
普段は散歩が大好きで、友達と遊んだり走り回るのが大好きな活発な子でした。
10歳を超えた辺りから耳も聞こえなくなり、後ろ足も震えるようになり、
ケンケンしながら歩いたり筋肉が少し落ちてきたのが気にはなりましたが、
それでも歳の割には見た目も動きも若々しく、初めて会う人に年齢をいうといつも驚かれたものです。
昨年の12月後半あたりから、鼻水がなかなかとまらない、朝がなかなか起きてこない、
体重の減少などの症状が出始めて血液検査やエコー検査などをしたところ脾臓に腫瘍がみつかりました。
今年に入ってからすぐに脾臓摘出手術して、腫瘍も良性で順調に回復していき食欲も元気も問題なく、
年齢による体力の衰えはあるものの、長めの散歩もこなしていました。
しかし、3月初めにてんかん発作を起こし、MRIの結果、壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)の疑いと診断されたのです。
一年ほど前に同じ脳炎と診断された知人のフレンチの子はMRI検査の場で余命宣告をされ、
実際にはその宣告期間よりもずっと短い期間で亡くなりました。
なので、リズにもやはり余命というものがあるのかと思い、いつもの病院の主治医先生に聞いてみたところ
「自分がこれまで担当した同じ脳炎のワンちゃんでいうと、2,3週間の子もいたし
2,3年生きた子もいます。リズちゃんは、まずは半年を目指しましょう」と言われました。
そもそもリズも13歳。同年代のお友達がこの3,4年で次々と旅立っていたので、リズも
1年後はどうなっているかわからないと、去年辺りから思っていました。
なので、あまり余命とかは考えなくてこれからはゆっくりのんびりと過ごしていこうと思ってました。
薬も順調に飲めて、食欲も旺盛でロング散歩もこなすほどで、てんかんの発作も3月の時以来は発症していません。
これなら半年から一年は余裕で大丈夫かな、もしかしたら寿命を全うしてくれるかもしれない。
でもその前に、徐々に色んな症状(目が見えなくなったり痴呆が入ったり徘徊など)が出てくるだろうなあ…などと漠然と考えてました。
しばらく普通に過ごしていたのですが、旅立つ1週間位前の4月の中旬辺りから朝ご飯の食いつきが悪くなり始めました。
半分しか食べなかったり、お昼過ぎてからやっと食べたり、夜も食べたり食べなかったり。
それまで絶好調だったので、昔から周期的に訪れる「食べムラ」がまた来たのかと思ったのです。
また、散歩を拒否する事もありました。後ろ足のために10分でも歩いてほしかったので時間をずらして連れていくと、階段は勢いよく駆け上がっていたので、その面では安心はしたものの、時々辛そうな表情をするので早めに切り上げることがほとんどでした。それでも家では掃除機に挑んだり、オモチャを加えたりなどの様子は見せていたのです。
でもその頃は寝ている以外はほとんど私に張り付き、何かを訴えているような顔で見つめてきます。どこか痛いのか、辛いのか…
そんな時は撫でてあげることしか出来ませんでした。
丁度お薬が切れる頃だったので病院に行き先生に食べムラが出てきたので薬が飲めない事や体調の事を相談をして、
血液検査しましたが数値に特に異常がみられないのでひとまず様子見に。
これが続くようなら点滴をしましょうと言われた次の日の朝の事でした。
いつものように庭に出たがったので出してオシッコをして戻って来たあと、
廊下でしばらくぼーっとした表情でうつろな目で私を見つめています。食堂に行くとついてきました。
そして、バタッと倒れて、てんかんの発作を起こし始めたのです。
すぐにおさまったように見えたものの、また倒れて発作が再び始まりました。
そして手足を突っ張ったかと思うと目を大きく見開いたまま、動かなくなりました。
驚いて大声で名前を叫びながら、身体をゆすったのですが
2回、はあっ と息を吐いてからは そのまま動く事はありませんでした。
そんな、リズちゃん、あまりにも急過ぎるやんか…
もうどうしようもないのはわかっていましたが、すぐに病院にリズを運びました。
先生の話では、脳と心臓が連動しているので、発作が引き金となり
心臓が止まったのかもしれませんとの説明でした。
病院でリズの身体を奇麗にしてもらい、連れて帰りました。
眠っているかのような安らかな顔で横たわるリズをみて
前日の散歩も負担になっていたのではないか…
前日の晩にオモチャをくわえていた時にもっと積極的に遊んであげれば良かった…
私が台所に立った時にいつも足下にまつわりついていたので
「邪魔!」といってブロックしてしまった、
もっと相手をして欲しかっただろうに、いつも用事を優先して後回しにしてしまった…
何か言いたそうやったのに、わかってあげなかった…
と悔やまれる事が一杯で「リズ、ごめんね」と大声で泣きました。
その夜、リズが1歳になる前からずっとお世話になっていた しつけ教室の
先生から電話を頂きました。
「ブル系の犬は、突然亡くなる子も結構いる。リズも最後は力を出しきって旅立ったから、悔いはありません。
有り難うと声をかけてあげてください」と仰って下さいました。
リズさん、もしかしたら私に後々の介護などの手間をかけないようにさっさと
行ってしまったのかもしれません。
そう想像しただけで、その健気さにまたしても涙がでます。
でももうちょっと一緒にいたかったな。。
リズちゃん。お疲れさま。
あっちこち、色んなところに行ったよね。
楽しい楽しい13年と8ヶ月でした。
リズちゃん、大好き。。
本当にありがとうね!
ありがとう、リズ!
